梅雨はジメジメとした湿気に悩まされる時期。至るところにカビが発生します。
ソフトタイプと呼ばれるカラコンを含むコンタクトレンズも、実はカビが発生する可能性があることをご存知でしょうか。1日でレンズを捨ててしまうワンデータイプはそれほど気にする必要はありませんが、2ウィークタイプやマンスリータイプなど、連続装用できるコンタクトやカラコンは注意が必要です。
コンタクトのレンズにカビが生えるのは、汚れが原因です。
レンズの表面には、普通に使っているだけでホコリや花粉などの汚れが付着します。涙の成分が固まったり、化粧品の汚れが付着したりすることもあります。
ワンデータイプは汚れても、その日のうちに捨ててしまうので、そこまで気にする必要はありません。しかし、2ウィークタイプやマンスリータイプは、しっかりとレンズケアをしなければ汚れが残ってしまいます。
汚れが残ったままのレンズは、カビが生えやすいので、2ウィークタイプやマンスリータイプを使っている方はご注意ください。梅雨の時期は、特に丁寧にレンズケアをしましょう。
意外と知られていないのは、保存液やレンズケースが原因で、コンタクトにカビが生えるということです。
2ウィークタイプやマンスリータイプのコンタクトを使っている方は、毎日保存液を交換していますか?「もったいないから」という理由で、もしもずっと同じ保存液を使い続けている人がいたら、今すぐやめましょう。
保存液は、交換せずにいるとレンズケースに汚れが蓄積してしまいます。その汚れがレンズに付着してしまうので、丁寧にレンズケアをしてもカビが生える…という事態になりかねません。保存液はレンズを取り出すタイミングで、毎回交換してください。「次にレンズを使うまで日が空く」という方も、1週間に1回は保存液を交換するのが安心です。
レンズケースも同様に、交換しないと菌が繁殖して、カビの原因になります。こちらもレンズを取り出すごとにケースを洗ってください。この時、洗ったレンズケースはしっかりと乾かすのがポイントです。梅雨の時期は乾燥しにくいので、2つ以上レンズケースを用意しておくのをおすすめします。
また、きれいに見えても、レンズケースに傷がある場合、汚れが付着したり、菌が繁殖したりしやすいと言われています。
“ケースにキズがあれば、汚れが付いたり細菌が繁殖したりするかもしれません。そうなってしまうと、細菌による感染症を起こしてしまうことがあります。”
(コンタクトレンズケースとは? 正しい使い方やケア方法について | アキュビュー【公式】より引用)
このことから、レンズケースは3ヶ月に1回を目安に、新しいケースに交換すると良いと言われています。
レンズケアや保存液の交換、レンズケースの手入れをしっかりすれば、カビを心配することなく安全にコンタクトを使えます。
それでも、梅雨の時期にソフトタイプのコンタクトを使うなら、汚れていてもすぐに捨てられるワンデータイプがおすすめです。カビが生える心配なく使えますし、レンズケアの負担も減りますよ。
コストが気になるという方は、WAVEワンデー UV エアスリム plusをご購入ください。ワンデータイプの中では低価格で入りやすく、年間の費用を50%も節約できます。もちろん、性能も他社製品と遜色ありません。コストパフォーマンスに優れたレンズです。
WAVEワンデー UV エアスリム plusは非イオン性のレンズなので、汚れにくいというのも1つの特徴。ワンデータイプはカビの心配こそ少ないですが、レンズの汚れは目の違和感や不快感に繋がります。トラブルの原因にもなるので、汚れがつきにくい非イオン性のレンズは、梅雨の時期に関係なく、安全面からおすすめできる商品です。他にはデイリーズアクアコンフォートプラスや、メダリストワンデープラス
なども、非イオン性レンズの一例です。
ここまで紹介したのは近視用のレンズです。乱視の方、老眼の方はワンデーピュア うるおいプラス 乱視用やデイリーズ トータルワン マルチフォーカルのように、それぞれの目の状態に合ったレンズを使用しましょう。
ワンデーピュア うるおいプラス 乱視用は、厳密にはイオン性レンズですが、イオン性レンズと非イオン性レンズ、両方の良い部分を取り入れたメーカー独自の素材「SIB」を使っています。これにより、イオン性レンズながら汚れを寄せ付けにくい商品なので、安心して使えます。
ちなみに、2ウィークタイプのバイオフィニティや、マンスリータイプのシード MonthlyFine UV plusなど、連続装用できる非イオン性レンズの商品もあります。レンズケアをしっかりとできるなら、このような商品もおすすめです。