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コラム「処方箋ありとなしのショップ、本当にお得なのはどちらか?」


公開日:2020/04/30
最終更新日:2022/01/07

複数のショップを比較してみると、ショップによって商品の価格が異なることが分かります。処方箋が必要なショップのほうが、処方箋不要のショップより欲しい商品を安く販売していることもあります。そのような時、処方箋をもらいコンタクトレンズを購入したほうがお得のように感じられますよね。

病院で処方箋を渡す看護師

しかし、実際はコスパを考えると、処方箋をもらったほうがお得とは言えません。なぜなら、処方箋の発行には少なからず負担が生じるためです。

処方箋をもらう時に生じる負担は?

1つ目は費用です。基本的に、処方箋をもらうためには眼科で検診を受けなければならず、診療費がかかります。

病院の領収証と診察券

2回目以降の定期的な検診では、視力に変化がないか、目に傷や異常がないかを確認します。定期検診にかかる診療費は眼科によって異なり、3割負担で200円前後の場合もあれば、800円前後かかる場合もあります。商品の購入費用に200~800円程度の診療費がプラスされるということです。

また、定期検診の項目は人によって異なります。特に、年齢を重ねると項目が増えるケースもあるため、診療費がより高額になる可能性も考えられます。

2つ目は時間です。眼科に行くと、まず受付をします。その後、検診を受けることになりますが、受付を完了して、すぐに検診を受けられるわけではありません。実際に検診が開始されるまでには待ち時間があります。混雑している眼科では、予約せずに行くと1時間以上待つケースもあります。予約をしていたとしても時間通りに呼ばれるとは限りません。

また、検診を終えた後も支払いをしなければ帰ることができません。混雑している眼科では、検診終了後、支払いに呼ばれるまでの待ち時間も長くかかります。

コスパ重視の時は処方箋不要のショップを利用しましょう

以上のように、処方箋の発行には費用時間の面で負担が生じます。そのため、処方箋ありのショップのほうが販売価格が安い場合であっても、実際は処方箋をもらわずに商品を購入するほうがコスパに優れていると言えます。

処方箋は、安全にコンタクトレンズを使うために確認されるものです。視力に変化がないか、コンタクトレンズを装用して違和感を覚えないかなど、自分の目の状態についてしっかりと把握できているならば、購入のたびに発行してもらわなくても問題ありません。

処方箋がなくても安く商品を購入できるショップは数多くあるため、コスパを重視するならば処方箋不要のショップをおすすめします。

そうはいっても、定期検診や処方箋が重要であることに変わりはありません。目安として、3ヶ月に1回は処方箋をもらうようにしましょう。

どうして処方箋なしで購入できるの?

そもそもコンタクトがなぜ処方箋なしで購入できるのかご存じですか?

実はコンタクトレンズは「処方箋医薬品」ではなく「高度管理医療機器」に分類されるので薬機法上は処方箋を提出しなくても購入することができるからです。

しかしはじめてコンタクトを使用する場合に医師の判断なしでコンタクトを購入するのは大変危険です

はじめてコンタクトを購入する時は必ず眼科で検査をしてもらい自分の目のデータを取ってもらったり、目の病気の検査をしてもらいましょう。

また、定期検診を受け自分の目に異常が無いかを確認する事も大切です。自分の目の健康はしっかりと守りましょう。

処方箋をストックしておくことはできないの?

処方箋のストックは不可能です。
忙しくて中々眼科にいけなくて処方箋がもらえない方もいらっしゃいますよね。

たまに眼科に行けた時に処方箋を沢山もらっておきたい気持ちもわかりますが、処方箋には有効期限があるため処方箋を沢山手に入れたとしてもストックとしておくことは不可能です。

忙しくて中々処方箋がもらいに行けない方は通販サイトでコンタクトを購入するのがおすすめです。
コンタクト通販サイトでは処方箋なしでもコンタクトを購入することができ、店舗や眼科で購入するよりも安く購入することができます。

しかし定期的に眼科で診察を受けて目の健康を守るのも重要なので時間を見つけて眼科に行きましょうね。

処方箋なしのショップは危なくないの?

国内のレンズショップは高度医療管理機器販売許可を受けているため安全です。
また、店舗ではなくインターネット通販サイトであっても同様の許可を受けて運営しているため、安心して購入する事ができます

海外のコンタクト通販サイトであっても、その国の認可を受けて運営しているので比較的に安全です。
しかし、国内の安全基準とは異なる点や、実際に許可を受けているのか判断しにくい事もあるため安心して購入したい場合は国内の店舗やインターネット通販を利用することがおすすめです。



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