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目の紫外線対策でトラブルを予防しましょう


公開日:2020/08/04
最終更新日:2020/08/18

太陽が放っている光には、目に見える可視光線と、目に見えない赤外線紫外線があります。このうち、紫外線は健康に悪影響を及ぼす光として知られており、例えば、皮膚がんを発症するリスクを高めます。また、シミやシワの原因にもなります

日傘をさす女性

紫外線が原因の3つの目のトラブル

紫外線は、体の健康や肌だけではなく、目にとっても有害です。環境省の『紫外線環境保健マニュアル2020』によると、紫外線を浴び続けることは紫外線角膜炎白内障翼状片という3つの目のトラブルに陥るリスクを高めるという研究の結果があるそうです。

1.紫外線角膜炎(しがいせんかくまくえん)
紫外線が原因で角膜が傷つき、炎症している状態です。雪目(ゆきめ)とも呼ばれます。比較的早くに症状が現れる急性のトラブルです。自覚症状としては、白目の充血異物感目の痛みが挙げられます。通常、24~48時間で自然に治ります。

2.白内障(はくないしょう)
レンズの役割を持つ水晶体が白く濁ります。自覚症状としては、視力が低下し、ものが見えづらくなることが挙げられます。進行すると失明する可能性もある恐ろしい病気です。

白内障の原因は複数あり、その1つに紫外線が該当します。紫外線を浴びてすぐに発症するわけではなく、ダメージの蓄積によって発症する慢性のトラブルです。

3.翼状片(よくじょうへん)
結膜(白目)に角膜(黒目)が侵入する眼病です。自覚症状としては、乱視が強くなり、ものの見え方に影響が及ぶことが挙げられます。治療するためには手術が必要ですが、2~7%の方は再発すると言われています。白内障と同じく、紫外線のダメージが蓄積することで発症する慢性のトラブルです。

以上のトラブルを防ぐために、目にも紫外線対策をする必要があります。

目の紫外線対策の方法

目に入る紫外線の量を減らす方法は3種類あります。

1.UVカット機能がついたコンタクトレンズを使う
クリアレンズ、カラーコンタクトレンズともに、製品によっては目への紫外線ダメージを軽減するUVカット機能がついています。例えば、ジョンソン・エンド・ジョンソンのUVカット機能がついたコンタクトレンズ「ワンデーアキュビューオアシス」は、装用することで目に有害な紫外線B波を約99%以上、A波を約96%以上カットすることができます。

コンタクトレンズで紫外線対策をする女性

2.UVカット機能がついたサングラスを使う
コンタクトレンズと同様に着用するだけで約90%の紫外線をカットできます。紫外線透過率の数値が低いもの、紫外線カット率の高いものが、より紫外線のダメージを軽減できます。

ただし、角度によっては隙間から目に紫外線が届いてしまいます。コンタクトレンズと併用することが勧められます。

3.日傘やつばの広い帽子を使う
日光を遮ることで、目に届く紫外線の量を減らします。約90%の紫外線A波、B波を防ぐことができますが、サングラスと同じく角度によっては紫外線が目に届くため、注意が必要です。

帽子とサングラス

コンタクトレンズとサングラス、日傘、帽子は、すべてあわせて使用することで最大の効果を発揮できます。難しい場合は、目に直接装用でき、角度に関わらず紫外線を防げるコンタクトレンズがおすすめです。

目の紫外線対策には日焼けを予防する効果も

実は、目に入る紫外線は、肌が日焼けする原因にもなります。

日焼けを気にする女性

日焼けは、体内にある色素細胞がメラニンという色素を作り出すことで、皮膚の色が変化する現象です。メラニン色素は、紫外線によって皮膚に悪影響が及ぶことを防ぐために作られます。

紫外線が原因で角膜に炎症が起こることは前述したとおりです。これによって体に悪影響が及ぶと判断した脳は、メラニン色素を作るためのホルモンを分泌するため、メラニン色素の量が増え、皮膚の色が黒くなります。これが、目が紫外線を受けることで日焼けをする仕組みです。

目の健康のためにはもちろんのこと、美容のためにも、目の紫外線対策はしっかりとしておくことが望ましいです。



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