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アレルギー性結膜炎とは?症状と予防方法を解説


公開日:2020/12/08
最終更新日:2020/12/07

私達の体に備わっている「免疫」と呼ばれる機能は、細菌やウイルスのような病原体から体を守る重要な役割を担っています。しかし人によっては、体にさほど害を及ぼさないものにまで過剰に反応することがあります。これを「アレルギー」と呼びます。

近年、環境やライフスタイルの変化に伴い、発症する方が増えている「アレルギー性結膜炎」もアレルギーの一種です。充血や目やに、目のかゆみに悩まされます。

目が痒い女性の画像

アレルギー性結膜炎の原因

アレルギー性結膜炎には、花粉が原因のケースと、ダニやカビなどのハウスダストが原因のケースがあります。このようなアレルギーの原因物質を「アレルゲン」といいます。

目が痒いマスクをしている女性の画像

花粉が原因の場合、決まった季節に発症することから「季節性」と呼ばれます。ハウスダストが原因の場合、1年を通して発症することから「通年性」と呼ばれます。また、より症状が重い「春季カタル」も存在します。以下、それぞれの特徴です。

季節性

いわゆる花粉症のことです。スギやヒノキなどの花粉が結膜に付着し、炎症を起こしています。鼻水や鼻づまり、くしゃみなども併せて起こりやすいです。

通年性

季節性と違い、1年中起こりやすく、慢性化しやすいです。炎症がひどくなると、充血や目やに、流涙も伴います。

春季カタル

季節性、通年性が重症化した病気で、上まぶたの裏に巨大な隆起ができ激しい目のかゆみや白い糸状の目やにを伴うことが特徴です。目が開けられないほどの痛みを覚えることもあります。小学生の男児に多く発症します。

目が痒い男の子の画像

予防方法は?

目の表面である結膜は、涙で濡れていること、そして外からの刺激にさらされやすいことからアレルゲンが付着しやすく、アレルギーの症状も現れやすいと言われています。そのため、予防のためには結膜を刺激や異物から守ることが大切です。

花粉が原因となる季節性の予防としては、花粉が多く飛散する時期メガネや帽子を着用し、目を守ることが予防に繋がります。

ダニやカビが原因の通年性は、家の中を清潔に保つことで予防できます。定期的に部屋を清掃しましょう。布団やカーペットはダニが生息しやすいため、時々クリーニングをしてください。

ベッドの画像

万が一発症した場合は、点眼剤を使用した治療が中心になります。かゆみがひどい場合、目を掻きむしって悪化する可能性も考えられます。眼科を受診し、症状に応じた点眼薬を処方してもらいましょう

コンタクトが原因になる場合も

コンタクトレンズを使用している方が発症する「巨大乳頭結膜炎」も、アレルギー性結膜炎の一種です。上まぶたの裏に複数の大きな隆起が発生し、異物感や視界のくもり、目やになどの症状が現れます。

原因は、レンズに付着したタンパク質汚れです。ケアがしっかりとできていない場合、発症のリスクが高まります。毎日のケアを忘れずに行ってください。

女性の目の画像

ケアに時間を割けない場合、ワンデータイプがおすすめです。中でも以下の商品は、汚れに強い非イオン性素材を使っています。タンパク質汚れや花粉が付着しにくいため、お試しください。

WAVEワンデー UV エアスリム plus
コンタクトレンズの購入にかかる年間費用を約50%も節約できるコストパフォーマンスの高さが特徴的な商品です。0.05mmの薄型レンズで、裸眼に近い快適なつけ心地が実現されています。低含水率なので、時間が経過しても目が乾燥しにくいというメリットもあります。

ワンデー アキュビュー トゥルーアイ
アキュビュー初のシリコーンハイドロゲル素材を使った商品です。乾燥に強い低含水率と、目の健康に欠かせない高酸素透過性を両立しています。目への負担を軽減できるため、目の健康を気遣いながら使えます。

メダリスト ワンデープラス
夜間に生じる視界のにじみやぼやけを軽減する非球面デザインを採用しています。朝も夜も、常に鮮やかな見え方の商品です。独自のテクノロジーで、夜までうるおいがキープされる点も特徴です。みずみずしく気持ちいい装用感が長続きします



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