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処方箋不要と広告する店舗に罰則はある?


公開日:2019/06/17
最終更新日:2021/11/26

今のところ、日本国内ではコンタクトレンズの処方箋は必須ではなく、ネット通販や販売店で簡単に購入できます。「処方箋不要」と広告することによる罰則規定も特に存在していません。一部のメーカーのみ必須としている販売店もありますが、その場合も、正式な処方箋でなく、眼科検診を受けた報告でOKとする場合が多いようです。

しかし、カラコンなどを気軽に通販などで買ったものの、適切なコンタクトレンズの取り扱い方を知らないために、重大な眼病を発症してしまうという例があとを絶ちません。眼科の受診もしていないと、重症化するまで気づかないため非常に危険です。

こういった問題から、安全な装用のためには処方を義務付けるべきとする意見もありますが、やはり日常的に使用する必需品ともいえるものなので、今のところ、わざわざ処方箋の発行は必要ない、とされているようです。

コンタクトレンズ装用の指導や処方は一切できないとする約束事項にサインをさせる販売店もあり、そうなると粗悪な商品でなにか問題が起こっても自己責任となってしまうので注意が必要です。価格だけで選ばないようにすることも大事です。

販売店では眼科の受診を促してはいるものの、特に必須ではないので、あまり効果的とはいえず、むしろ処方箋不要の手軽さを売りにしているような販売店が多いのが現状です。レンズの取り外しの方法、違和感があったら外す、など、コンタクトレンズの基本的な取り扱いについて、知識がないまま使用するのは危険です。もしまだ眼科の検査や指導を受けたことがなければ、眼科もしくはコンタクトの指導を行っているショップへ行き、相談してください。

ずっと安全に使っていくためには、処方箋不要のお店で購入しても、定期的な眼科検診を欠かさないことが大事と肝に命じておきましょう。



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