コンタクト処方箋不要.net

目元のむくみは水分が原因。むくみを予防・解消する方法


公開日:2020/09/08
最終更新日:2020/09/04

朝起きたら目元がむくんでいる、という経験をしたことがある方は多いでしょう。体調に直接は関わらないものの、疲れが顔に出ているようで気になるものです。

目元のむくみを気にする女性

目元がむくむ原因

むくみは医療用語で「浮腫(ふしゅ)」と言い、以下のような状態を指します。

“浮腫(むくみ)とは、皮膚の下にある皮下組織の部分に余分な水分がたまっている状態のことをいいます。”

浮腫 | 健康長寿ネットより引用)

皮下組織とは、皮膚のもっとも内側にある組織のことです。つまり、むくみとは皮膚の下に水分が溜まった状態です。原因には、以下のようなものがあります。

<代謝が低下している>
代謝が低下して血液の循環やリンパの流れが悪くなると、体の中に老廃物が溜め込まれてしまい、水分を排出しづらくなります。これにより、皮膚の下に水分が溜まります。

<塩分を取り過ぎている>
インスタント食品のような塩分が多く使われている食事をとると、体内の塩分濃度が上昇し、体は濃度を調整するために水分を溜め込みます。

<就寝時の姿勢が悪い>
うつぶせの状態で就寝すると、重力が原因で顔に水分が溜まり、むくみます。また、枕の高さが低すぎる場合も、就寝中に水分が顔に集中しやすく、むくみの原因になります。

カップ麺

むくみは生活の仕方を変えて予防

目元のむくみを予防するためには、普段の生活の仕方に気を付けることが大切です。以下の点に注意して過ごしましょう。

<身体を冷やさない>
体が冷えると血液の循環が悪くなります。体を温めることで血液の循環を良くなり、水分が排出されやすくなるため、むくみにくくなります。

<就寝時の姿勢に気を付ける>
あおむけに寝ると、顔に水分が溜まりにくいです。注意したいのは、うつぶせでスマートフォンを使ったり、テレビを見たりしているうちに眠ってしまうことです。そのままの姿勢で朝まで眠ってしまうと顔がむくむ原因になるため、注意しましょう。

<適度に水分を補給する>
水を飲み過ぎた場合、体に過剰な量の水分が溜まりますが、一方で水分が不足している場合も体が勝手に水分を溜め込み、むくみます。1日に約1.5Lの水を飲むことが望ましいと言われています。

あおむけに寝る女性

目元のむくみを解消するには?

目元がむくんでしまった場合は、ホットタオルでまぶたを温めると血液の循環が良くなり、余分な水分や老廃物が排出されやすくなるため、むくみが解消されます。より効果を高めるには、ホットタオルで目元を温めた後に、冷やしたタオルで目元を冷やします。

目元のむくみが解消された女性

目の周りの筋肉を動かすマッサージも効果的です。マッサージの流れは以下の通りです。

1.目を固く瞑る
2.目を大きく開く
3.顔を動かさず、眼球だけをぐるりと回すようにゆっくり動かす

他には、カリウムが豊富なバナナを食べる代謝を高める白湯を飲むなども目元のむくみ解消に効果的です。



«