シード（SEED）社は東京都文京区に本社を置いています。ソフトコンタクトレンズ・ハードコンタクトレンズだけではなく、近視の矯正治療のひとつ「オルソケラトロジー」に用いられる特殊レンズの製造・販売を行っています。

後述の松雪氏のプロデュースブランドをはじめ、著名人が企画・プロデュースを行った商品も取り扱っています。CMモデルには長澤まさみや小栗旬、北川景子など、老若男女問わず知名度と人気を誇るタレントが出演しています。

シード社の概歴

シードは日本で初めてコンタクトレンズの研究を行った「東京コンタクトレンズ研究所」を母体としています。1962年にブランド化し、1972年には「マイコンソフト」というソフトコンタクトレンズを、1984年には「マイコン ハイO2」というハードコンタクトレンズを販売開始しました。1993年からはメガネ事業を開始し、2000年には女優で歌手の松雪泰子が企画・プロデュースしたメガネブランドを開拓しました。

シード製品の特徴

使い捨てソフトコンタクトレンズの全ての製品がUVカット機能を備えています。紫外線は瞳からも吸収され、シミや日焼けの原因となります。他にも白内障などの重篤な症状を引き起こす眼病の原因となります。健康に悪影響のある紫外線をカットできることは、女性のみならず男性にとってもメリットが大きいでしょう。
ソフトコンタクトレンズは使い捨てタイプだけではなく、長期間の装用ができる従来型ソフトコンタクトレンズも取り扱っています。たとえば、「シード SKY」という製品は、乾きにくく汚れにくい、丈夫なレンズです。特にスポーツを行うユーザーからの支持率の高いレンズです。

2ウィークレンズや1マンスレンズには欠かせないコンタクトの洗浄液は、こすり洗い不要のものもあります。消毒だけではなく、レンズにうるおいを与えることのできるケア用品などユニークな製品が取り扱われています。