アルコン・インコーポレーテッドは、スイスを本拠地とする国際企業です。コンタクトレンズをはじめ、眼病治療薬や手術用機器を扱っています。
1945年に前身となるドライブイン形式の眼科薬局「アルコン」が開業され、2年後の1947年に「アルコン・インコーポレーテッド」が設立されました。
日本法人の「日本アルコン株式会社」は、1973年に帝人株式会社との合同出資で「帝人アルコン株式会社」が設立され、5年後の1978年に社名が「日本アルコン株式会社」に変更されました。
アルコンのコンタクトレンズの特徴は、「生レンズ」ことデイリーズトータルワンに代表される着け心地の良さです。アルコンでは、製造方法や機械だけではなく、素材にも一切の妥協をせずにコンタクトレンズの開発・製造を行っています。これにより、高い装用感を持つ製品が生み出されます。
着け心地の良さを持続させるために、レンズのうるおいを長持ちさせる独自技術を多数開発している点も特徴です。たとえば、2ウィークタイプの「エアオプティクス プラス ハイドラグライド」に採用されている「スマートシールドテクノロジー」はレンズの表面に水の膜を作るため、レンズの曇りや劣化につながる脂質汚れの付着やレンズの乾燥を防ぎます。
医療用コンタクトレンズの開発も行っており、2019年10月25日からは、日本国内初承認の、白内障治療向け老視矯正3焦点眼内レンズが販売されています。これにより、白内障の患者により自然な見え方を提供することができると考えられます。
他にも、カラーコンタクト・サークルレンズの製造・販売も行っています。レンズ素材にシリコーンハイドロゲルを採用した製品もあり、目への健康に配慮しながらおしゃれを楽しむことが可能です。
水分とよく調和する親水性保護膜によりレンズの乾燥を防ぎます。快適さが長持ちする2weekタイプのコンタクトレンズです。さらに汚れがつきにくいため、交換日までストレスをあまり感じずに使い続けることができます。
突出した強みはないものの、デイリーユースに向いた手ごろな価格帯の商品。最安値ショップであれば本体価格が30枚当たり1,000円程度である点も、コスパを重視するユーザーからの支持を集める。
アルコンの独自技術「スマートシールドテクノロジー」が、脂質汚れやたんぱく質汚れをブロック。働くユーザーの瞳を守り、快適なコンタクトレンズライフを実現します。
生レンズならではの何も着けていないような柔らかな着け心地と、手元から遠くまで快適に見える「全距離ビジョンテクノロジー」が特徴の遠近両用レンズです。
レンズ中央部と表面部で含水率を変えた「水分三層構造」で瞳に何もつけていないような柔らかな付け心地を提供。涙液にも含まれているフォスファチジルコリンをレンズに含有し、涙の蒸発を防ぎ、長時間つけても快適な付け心地の新感覚・生レンズです。