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コンタクトレンズが目から外れる4つの原因


公開日:2020/08/25

本来、ソフトタイプのコンタクトレンズは、ハードタイプよりも目から外れにくいです。しかし、中には使用中にレンズが外れてしまうという悩みを持つ方もいます。自宅なら良いですが、外出先でレンズが外れてしまった場合、再び装用し直すことは困難です。万が一装用し直すことができるとしても、新しいレンズを開封しなければならず「もったいない」と感じる方も多いでしょう。

疑問を感じる女性

なぜ、レンズが外れてしまうのでしょうか?主な原因は4つあります。

1.ドライアイになっている

ドライアイは、涙の量が少ない、涙が目に均等に行き渡らないなどの症状が現れる目の病気です。角膜に乾燥した部分ができるため、レンズが目に引き寄せられにくく、外れやすくなります。意識してまばたきをしたり、目薬を点眼したりして、目に水分を補充しましょう。また、悪化させないために時間を見つけて眼科に行くことをおすすめします。

2.レンズが目にあっていない

コンタクトレンズのカーブ度合いと眼球のカーブ度合いがあっていない場合、レンズが外れやすくなります。商品を購入する時は、必ず自分の目のBC(ベースカーブ)にあったものを選びましょう。分からない場合は眼科に行くことで調べられます。以前に発行してもらった処方箋でも確認が可能です。

3.レンズの裏表が違っている

レンズの裏表を間違えている場合、レンズが上手く角膜に密着せず、外れやすいです。ケースから取り出したばかりでも裏返っていることがあります。装用する前は、必ず裏表を確認してください。指の腹に乗せた時、レンズがきれいにお椀型になっている状態が正しい状態です。縁が沿っていると、裏表が間違っています。判別が苦手な方は、裏表を判別するマークがついている商品がおすすめです。

4.まぶたの裏が炎症している

角膜炎や結膜炎でまぶたの裏が炎症している場合、レンズの縁が引っかかって外れることがあります。涙の量が過剰になることも1つの原因です。角膜炎や結膜炎は、放置すると重大な目のトラブルに繋がるため、眼科に行って治療をすることから始めてください。

目を調べる女性

レンズが外れる原因には、自分で対処できるケースもあれば、眼科に行かなければ解決できないケースもあります。もしも眼病が原因だった場合は目の健康にも大きく関わるため、疑わしいと思ったら眼科で診てもらいましょう。



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